2015年12月10日木曜日

玉置神社と庵の湯(奈良県吉野郡十津川村)

吉野山地の標高1000mに鎮座する玉置神社(奈良県吉野郡十津川村)に行ってきました。
あいにくの雨で景色が全く見えませんが、晴れていると駐車場からの景色は素晴らしいです。
駐車場の脇に参道の入り口となる鳥居があります。ここから本社まで歩いて10分くらいです。
参道玉置神社の不思議さを物語る面白いものがたくさん見られます。海底火山で見られる枕状溶岩が堆積した場所があります。標高1000mの場所にもかかわらずです。それが玉を重ねたように見える事から「玉置」と名づけられたそうです。
また周囲はブナ林に囲まれているそうですが、神社と山頂周辺のみに写真のような幻想的な杉や落葉広葉樹が入り交じった特異な風景を醸し出しています。
長い地球の営みで海底だった場所が、地上1000mまで隆起し特異な自然風景を作り出したのです。太古の人々が崇め奉った理由がすごく納得させられました。
手水舎で吹石一恵さん奉納の柄杓を発見。
芸能界で成功しているような人までも、この地に足を運び入れてお参りするほどの心地よい場所なのでしょうね。
本殿とその前の鳥居
この石段が急なんです。
ちなみに、この玉置神社は来る人を選ぶという話をよく聞きます。途中で何の前ぶれもなく車のトラブルがおこったり、家族や友人の急病を知らせる電話がかかってきて帰宅を余儀なくされたとかという話です。この地はそういう意味でたどり着けるだけで、ありがたい場所なのかもしれません。
下界へ降りてきてすぐ近くにある十津川温泉 庵の湯に寄りました。
国道のすぐ脇にあり、ダム湖(二津野ダム)へ降りてゆく場所にあります。
飲泉もできます。胃腸の病気によいそうです。若干硫黄の味がします。
足湯は無料です。ただしタオルは持参してください。温泉もタオルは必須です。
入湯料は村営なので銭湯並みの大人400円です。JAF会員証を提示すると3人まで200円です。
十津川村温泉施設はJAF会員優待するところが多いです。ぜひ行く前に確認してみてください。
温泉につかりながらダム湖が望める絶好のロケーションです。十津川温泉郷のいろんな温泉に行きましたが、ここが一番のお気に入りです。源泉掛け流しで常に新しいお湯が入ってきているので
清潔ですが、源泉の温度が高いため(60℃くらい?)お客が少ないときは熱くて入れない時があります。その時は蛇口で大量に水を入れて薄めましょう。

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