2012年4月3日火曜日

薪ストーブでニホンミツバチの蜜蝋作り

暖かくなって薪ストーブを焚く機会がどんどん減ってきている今日この頃ですが、薪ストーブを焚ける間にやっておかなければならない作業がありました。ニホンミツバチ蜜蝋づくりです。お湯を大量に作らないといけないので、薪ストーブが便利で効率がいいのです。
上の写真は、去年の夏にハチミツを絞った後のニホンミツバチです。冷蔵庫で保存していました。
それを網に入れて、煮立つ前のお湯につけます。
すると、蜜蝋が溶けて油のように上に浮いてきます。
一通り溶けたなと思ったら、バケツに張った水で鍋ごと冷やします。
蜜蝋の凝固点は60℃くらいのため、少し冷やすだけで上で固まってきます。1回だけでは不純物も多いので、この作業を数回繰り返します。
薪ストーブだとすぐにお湯が温まるので、非常に都合がよいのです。
何回か繰り返して、型に流し込んで完成です。
出来上がった蜜蝋は、木の箱の内部に塗り込んで、ミホンミツバチ分蜂群の誘引に使います。
昔は教会のロウソクに使われていたそうです。そのほか、高級なハンドクリームやリップクリームに使用されています。そのほとんどが、セイヨウミツバチ蜜蝋なので、ニホンミツバチ蜜蝋を使ったものだとかなり貴重なものだと思います。

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