2011年3月3日木曜日

これまでの英語学習法の常識をひっくり返す学習法?苫米地英人著「英語は逆から学べ!」

1月に買った中原圭介氏と苫米地英人氏の対談CD「2011年以降の世界経済・株式投資・資産運用法」の中で自己投資するなら「英語」だと言っていたので、苫米地英人氏の著書である「英語は逆から学べ!」と「英語は逆から学べ!実践トレーニング編」の2冊を買って英語の勉強をすることにしました。 
私は自慢じゃないですが、英語の基礎の基礎まで全く身についていません。高校生のときは英語の学力テストで1点(もちろん100点満点 ̄^ ̄)を取ったことがあるくらいの強者(?)であります。そんな人でも果たして英語が分かるようになるのでしょうか?
 
英語は逆から学べ!」に書いてあること
まず赤ちゃんが生まれて英語(だけではなく全ての言語を差す)がしゃべれるようになるには、単語文法を勉強しているのではない。現場の状況を視覚で感じて、そこから聞こえてくる音(言葉)によって徐々に覚えてゆくものだと、脳機能学者である著者の苫米地英人氏はおっしゃっています。
母国語を覚えるプロセスと同じように外国語を習得するのが脳にとって効率がいいはずなのに、学校で学ぶ英語は、日本語訳文法を重視していますね。これでは「外国語→日本語→脳」という日本語優位の状態になり、脳にとっては非効率なわけです。確かに外国に旅行すると、英語で思考したりしている自分にふと気付くときがありました。つまり、我々日本人でも日本語を間に挟まなくても思考できる素質があるというのが分かります。
和訳したり、文法を勉強したりする現行の勉強法を真っ向から否定し、日本語を封じ込め英語を聞くことである「英語を逆から学べ!」という表題通りのワケであります。
苫米地氏がおすすめする英語学習法は、英語のトレンディードラマ(もちろん字幕・日本語吹き替えなし)を繰り返し見ることだそうです。英語の映画は、効果音が多くて会話が少ないため勉強にはなりにくいそうです。

英語は逆から学べ!実践トレーニング編」で勉強法を実践
最初の数ページは前著「英語を逆から学べ!」に書かれてあった内容のおさらいです。前著を買わなくてもここを読めば勉強法が分かります。
付属のCDには、いろんなシチュエーションの会話が収録されています。本には各会話の状況が想像できる写真と簡単な表題が英語で書かれています(下の写真)。これを毎回見ながらCDを繰り返し聞くだけです。
毎日約40分、2週間くらい繰り返し聞いていますが、最初は全く何を言っているのか分かりませんでしたが、繰り返していると意味は分からなくても「話しの大筋が分かる」ようになってくることに驚きます。とにかく日本語を介在させずに雰囲気を理解することが重要なのです。
CDの英会話にも工夫が凝らされており、自然に会話に耳を傾けさせるようにバイノーラル録音という技術が使われています。会話が耳元でささやかれるのではなく会話のちょうど中心に立っている様に聞こえるのです。
サンプルを聞く (必ずヘッドフォンで聞いてください)

巻末には、「英文」「和訳」がおまけで載っていますが、見ないことを推奨しています。わからない単語などがあれば「英和辞典」ではなく「英英辞典」で調べるようにしています(ここが便利です)。とにかく日本語を排除することが大事なようです。
最終的には、「日本語の人格」と「英語の人格」が出来上がるそうですが、今のところその兆候は全くありません。しかし勉強法としては理にかなっていると思います。とにかく繰り返してCDを聞き続けています。また、変化がありましたらご報告いたしますm(_ _)m

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