2010年2月16日火曜日

よい人間関係を作るには、まず自分をほめよう。 杉本良明著「心を鬼にして叱るより無理にでもほめなさい」


「部下が思うように動かない。」「がんばっているのに、売り上げが上がらない。」など会社に勤めるといろいろと悩みは出てきますね~。この悩みの根源は、ひょっとしたらあなたの人間関係にあるかもしれません。
誰でも責任が自分にあるとは思いたくありません。だから、人が思うように動かなかったりすると、その責任の矛先を人に向けてしまったりするのです。しかし、よく考えて見ると組織は一人の力だけで動くことはできず、みんなの力が一緒になってすすむものです。部下を叱りつけていては、ご自身にとってもマイナスに働くことがあっても、決してプラスになることはないのです。「心を鬼にして叱るより無理にでもほめなさい」の著者 杉本良明さんもコーチングカウンセリングの現場でたくさんの人と関わってきて、怒っていては自身にとってもマイナスであるということを痛切に感じたそうです。叱ることは相手を「否定」することに対し、ほめることをこの本の中では、「承認」という言葉を使っていますが、まずは自分自身を承認してあげて、心を穏やかに保つことからはじめます。自己承認は非常に重要で、マズロー欲求階層説では5段階ある欲求のなかで、自己実現の次に高尚な欲求ということになっています。
そして、話し方を工夫して人を否定せずに、常に承認してあげるように努めます。もちろん無理難題をふっかけられて、それを承認する必要はありません。そのような時には、相手を傷つけずに丁重にお断りする話法や、クレームをつけたいときに攻撃的な口調をしなくても相手が解決の道筋をつけるように仕向けるテクニックなども記されています。
社会は一人の力で動いているわけでなく、たくさんの人が協力しあって動いています。承認の話法を身につけて、たくさんの人を見方につけることが出来ればよいですね。

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